■テーマ:食生活支援というクラスターアプローチによるコミュニティケア戦略の実現に向けて~ICTの活用によるソーシャル・キャピタルの醸成~

■日時:2010年7月12日(月) 19:00~20:00 その後Q&A、ディスカッション約20分
■場所:金沢工業大学工学研究科 虎ノ門大学院 
■主催:医療サービスイノベーション研究フォーラム
■会費:無料
■セミナー終了後、懇親会あり(会費制)、詳細TwitterにてTBA
■スピーカー:永長周一郎氏(東京都リハビリテーション病院診療部歯科、日本大学医学部兼任講師)
■モデレータ:松下博宣(東京農工大学大学院技術経営研究科)

 7月12日(月)に下記の要領で寺子屋セミナーを開きます。今回は、フォーラム会員の永長周一郎氏によるセミナーです。

 全国で歯科医院は68,000施設あり、コンビニの店数を凌駕しています。これらの歯科医院を、地域社会に埋め込まれたソーシャル・キャピタルと見なせば、歯科医院を他のリソースと機動的に繋いで活用する行き方が「持続可能な福祉社会」では求められることになります。そのためには、従来の歯科完結型の治療ではなく、医科歯科連携を機軸にした、多職種連携、ネットワーク化へ新化させるヘルスケアサービス・イノベーションが必要となります。永長周一郎氏は、一般社団法人全国在宅歯科医療・口腔ケア連絡会の理事としても活躍しています。

 そこで、今回は、口腔ケア、評価も含む口腔リハビリの実際とともに、ICT(Information and Communication Technology)の活用による、食生活支援というクラスターアプローチによるコミュニティケア戦略についてお話頂きます。

<アウトライン>

 時代、世相を斬るものといえば、新聞、テレビ、最近は、ソーシャルメディアである、ブログやTwitterがあります。変わったところでは、中学受験の出題動向があり、国語では、「食」の見直しをテーマにした文章が目立ち、そこから派生した家族の絆、人間としてのあるべき姿、モラル、コミュニケーションにまで及ぶ、「食」に関するメッセージ性の高いものが出題されているそうです。

 わたしたちが、健やかな生活をイメージしたとき、そこには温かな食事とともに豊かなコミュニケーションが待っているのではないでしょうか。医食同源といわれるとおり、口から食べることは健康長寿の源ですが、一方で「人はパンのみに生きるにあらず」であり、医学的な栄養管理の側面とともに、生活支援としての食支援が考慮されるべきでしょう。

 日本は、先進諸国に先駆けて、急速に超高齢社会を迎えようとしていますが、高齢者とご家族、そして地域全体の「食コミュニケーション」「食生活」を支援する社会関係資本、ソーシャル・キャピタルは少ないため、複数機関、多職種による連携・協働が不可欠とされており、歯科の役割もクローズアップされています。旧来型の歯科治療では、虫歯や入れ歯という印象が強いでしょうが、本来のミッションは「口から美味しく食べて、健やかに過ごす」ことにあり、現在、口腔リハビリとしての「口腔ケア」「摂食・嚥下リハビリテーション」が拡充されつつあります。要介護高齢者の誤嚥性肺炎予防としての口腔ケアが着目され、在宅からの再入院を防ぐことは、費用対効果、医療経済の視点からも重要です。

 地域コミュニティに網羅された歯科医院は貴重な社会資源であり、ソーシャル・キャピタルとしての活用が「持続可能な福祉社会」では求められています。そのためには、従来の歯科完結型の治療ではなく、医科歯科連携を機軸にした、多職種連携、ネットワーク型のヘルスケアサービスが必要となります。そこで、今回は、口腔ケア、評価も含む口腔リハビリの実際とともに、ICT(Information and Communication Technology)の活用による、食生活支援というクラスターアプローチによるコミュニティケア戦略をお話したいと思います。

参考文献:
1.永長周一郎、角 保徳、足立了平:歯科医師会との連携-歯科医師の立場から、在宅医療-午後から地域へ(日本医師会雑誌第139巻・特別号1)、pp66-67、日本医師会、2010.
2.永長周一郎、品川 隆:特集実践!在宅医療 多職種連携における歯科医師、治療、91(5):1547-1551、2009.
3.永長周一郎、前田泉:特集食コミュニケーションにおける歯科の役割 地域に密着した歯科医の重要性、GP-net、55(6):11-18、2008.
  
<日時と場所>

○2010年7月12日 19:00~20:00 その後Q&A、ディスカッション約20分
○金沢工業大学工学研究科虎ノ門大学院 
○セミナー終了後、懇親会あり(会費制)

<演者プロフィール>

永長周一郎(東京都リハビリテーション病院診療部歯科、日本大学医学部兼任講師)

1987年日本大学松戸歯学部卒業後、東京大学医学部附属病院分院歯科口腔外科研修医、医員、東京大学保健センター歯科、東芝病院、東京大学医学部文部技官教務職員として急性期医療に従事。その後、大宮共立病院歯科口腔外科科長、大生病院歯科口腔外科副医長として療養型医療に従事。1999年より現職となり回復期リハビリ医療に従事。2008年筑波大学大学院教育研究科修士課程リハビリテーションコース修了。

博士(歯学)
修士(リハビリテーション)
日本老年歯科医学会認定医・指導医
日本障害者歯科学会認定医
日本リハビリテーション医学会会員
介護支援専門員

一般社団法人全国在宅歯科医療・口腔ケア連絡会 理事(IT・コミュニケーション局)
日本病院歯科口腔外科協議会 理事(IT・情報)
日本有病者歯科医療学会 評議員・広報委員・会則検討委員


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開催概要

日時 2010年07月12日
開催場所金沢工業大学工学研究科虎ノ門大学院(愛宕東洋ビル12階)
(東京都港区愛宕1-3-4 )
参加費無料
定員30人(先着順)
申し込み終了2010年07月11日 20時00分まで
主催

イベント概要

2010年07月12日

7月12日:医療サービスイノベーション研究フォーラム

東京都港区愛宕1-3-4

http://kokucheese.com/event/index/3080/

■テーマ:食生活支援というクラスターアプローチによるコミュニティケア戦略の実現に向けて~ICTの活用によるソーシャル・キャピタルの醸成~ ■日時:2010年7月12日(月) 19:00~20:00 そ...

イベントは終了いたしました。

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