2018年度 総会シンポジウム
「出産適齢期と性教育~女性がほんとうに自分らしい人生を歩むために必要なこと」

 2015年8月、文部科学省は高校保健体育・副教材『健康な生活を送るために』を改訂し、全国の高校生に一斉配布しました。この中の妊娠・出産に関連する項では、海外論文のグラフを引用し、女性の妊娠しやすさは22歳がピークであることを示していました。そのグラフが改竄されているとの指摘が上がり、2017年4月に『文科省/高校「妊活」教材の嘘』(論創社)が出版され、現在ではその記載は削除されています。
 女性が一定の年齢を越えると妊娠しにくくなるのは事実であり、将来子どもを持ちたい人にとっては、妊孕性に関する知識があった方がいいのは確かです。しかし、妊娠・出産をするかしないかは、女性自身が自分の人生の中で選ぶことであり、早く産むように社会が圧力をかけることはリプロダクティブ・ヘルス/ライツの概念にそぐわないものです。
 女性が性の健康を保持し、ほんとうに自分らしい人生を歩むためには、どのような情報が必要なのでしょうか。また、海外ではそれを踏まえてどのような性教育が行われているのでしょうか。講演とディスカッションを通し、女性がリプロダクティブ・ヘルス/ライツを意識して、いつ妊娠するか、何人産むか、あるいは産まないかを自分で決め、本当に自分らしい人生を歩むためにはどのような性教育が必要なのかを明らかにしていきたいと思います。

開催日時   :2018年5月20日(日) 13:00~16:30(12:30開場)

プログラム  :13:00~13:10 開会挨拶

        13:10~13:55 講演1:「高校保健・副教材事件から見えてきたこと」
               西山 千恵子(『文科省/高校「妊活」教材の嘘』著者/大学非常勤講師)
               <プロフィール>
               1958年東京都生まれ。1987年お茶の水女子大学大学院修士課程修了。
               『ビデオで女性学』(有斐閣、1999、共著)、「視覚表現におけるフェ
               ミニズムの諸実践」(『現代批評のプラクティス3:フェミニズム』研究
               社、1995)ほか。共編に『首長たちの挑戦―女が政治を変える』(「女政
               のえん」編、瀬織書房、2016)。

        13:55~14:40 講演2:「「妊娠しやすさ」の科学の動向と課題」
               小西 祥子(人類の多様性の研究/東京大学大学院医学系研究科・助教)
               <プロフィール>
               1979年神奈川県生まれ。保健学博士。2009年から1年間ワシントン大学
               人類学部に留学し、Kathleen A O’Connor先生のもとで妊孕力を科学的
               に測定する方法およびその限界について学んだ。現在は日本において妊
               娠待ち時間を測る研究プロジェクトを実施している。

        14:40~15:25 講演3:「世界から見た日本の性教育」
               橋本 紀子(日本のジェンダー・セクシュアリティ教育を国際的視野から
               問題にする/女子栄養大学名誉教授)
               <プロフィール>
               主な著書に『男女共学制の史的研究』(大月書店、1992)、『フィンランド
               のジェンダー・セクシュアリティと教育』(明石書店、2006)、『青年の社
               会的自立と教育ー高度成長期日本における地域・学校・家族』(共編著、
               大月書店、2011)、『教科書にみる世界の性教育』(共編著、かもがわ出版
               、2018)など多数。

        15:40~16:25 ディスカッション
               司会:武子 愛(当会副会長)

        16:25~16:30 閉会挨拶

        17:30~19:30 懇親会(2時間程度を予定しております。)

会場     :シンポジウム
        持田製薬ルークホール(東京都新宿区四谷1-7)
        懇親会
        四ツ谷界隈で予定しています。

参加費    :シンポジウム
        会員 2,000円 / 一般 3,000円 / 学生 1,000円(学生証の提示が必要です。)
        懇親会
        5,000円程度の予定です。


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開催概要

日時 2018年05月20日(13:00~16:30(12:30開場))
開催場所持田製薬株式会社 本社 ルークホール
(東京都新宿区四谷1丁目7)
参加費3,000円(税込)
定員150人(先着順)
申し込み開始2018年04月16日 00時00分から
申し込み終了2018年05月15日 23時59分まで
懇親会 17:30から2時間程度
懇親会場所会場周辺(四谷)で予定しております。お申込み人数により決定し当日お知らせします。
懇親会費5,000円前後(税込)
懇親会定員50人(先着順)
主催

イベント概要

2018年05月20日

一般社団法人 性と健康を考える女性専門家の会 シンポジウム

東京都新宿区四谷1丁目7

http://kokucheese.com/event/index/517058/

2018年度 総会シンポジウム 「出産適齢期と性教育~女性がほんとうに自分らしい人生を歩むために必要なこと」  2015年8月、文部科学省は高校保健体育・副教材『健康な生活を送るために』を改訂し、全国...

イベントは終了いたしました。

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